SWL(Slowwear Lion)の旗艦店でもある原宿のセレクトショップ”Toools-infinity(ツールスインフィニティ)”のホームページがリニューアルされました。
Tools-Infinity
http://www.tools-infinity.net/
“Toools-infinity(ツールスインフィニティ)”ではSWL(Slowwear Lion)以外にも国内外の高感度なアイテムをセレクトしていまが今日はその中で今季2017年springより取り扱いの始まった【ues(ウエス)】の紹介です。
【ues(ウエス)】というブランド名は汚れをとるための布のウエス(waste[weist])に由来しています。
日本でも鉄工場や整備工場などで機械の汚れをとるための布は昔は着古した服を再利用したもの使用していました。
ues(ウエス)の製品も使命を果たす前にクローゼットで眠ることなく、最後(ウエスになる)まで活用してもらいたとの気持ちで物作りをしています。
デニムを中心としたアイテムのブランドですが今回はWabash Stripe(ウォバッシュ ストライプ)の長袖シャツを紹介します。
『WABASH STRIPE WORK SHIRT(ウォバッシュストライプワークシャツ)』
Wabash Stripe(ウォバッシュ ストライプ)とは1900年初め頃に「J.L. Stifel Co(シュティフィル社)」が販売していた縦横共にインディゴ染めされた糸で織られた生地に白く抜染し細かいドットを線状につないだストライプパターンの生地の呼び名で当時のワークウェアメーカーや、シアーズ、モンゴメリーワードなどのカタログやブックレットに、デニムなどと並んで必ず登場しています。
「J.L. Stifel Co(シュティフィル社)」は1835年にドイツ移民のJ.L. Stifel(ヨハン・ルードウィッヒ・シュティフェル)がヨーロッパで覚えたプリントと染色の技術をいかして未ざらしの綿織物やインディゴ染めされた生地を仕入れのり抜き、脱脂をして、染色や柄のプリントを施して販売する工場として創業されその後1903年にブーツのトレードマークが織物の裏面にプリントされたWabash Stripe(ウォバッシュ ストライプ)が発売されましたが当時プリントの柄は、ドットのほかに、星、犬の足跡、錨柄、花柄、円など多様で、生地の種類も薄手のキャラコ、中厚のドリルなどがありました。
Wabash Stripe(ウォバッシュ ストライプ)の名前の由来は「J.L. Stifel Co(シュティフィル社)」のあるインディアナ州と隣のイリノイ州との境界にWabash Rivertいう河が流れていて「Wabash」(ウォバッシュ)とはフランス語で川の名前である「Ouabache」を英語風に綴ったものでその意味は「白く輝く」、「純白」、「白い石を流れる川」の意味がありそのウォバッシュ河の流れをイメージしてデザインされたからと言われています。
またシュティフェル社のブランドロゴはブーツがモチーフになっていますが、これは創業者のJ.L. Stifelの名前からとった「J.L. Stifel Co(シュティフィル社)」の【Stifel】という言葉がドイツ語でブーツという意味になる為ワークウェアブランドのアイコンとして用いられていました。
現在”Toools-infinity(ツールスインフィニティ)”では【ues(ウエス)】のほか【DAPPER’S(ダッパ―ズ)】 のWabash Stripe(ウォバッシュ ストライプ)シリーズの取り扱いもございます。
『Engineer’s Style Overalls LOT1140 オーバーオール』
『MW Special Casquette LOT1138』
『Standard Hunting Cap #LOT1117』
『CLASSICAL RAILRODER WORK VEST』
Tools-infinity Director 久木田善隆